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Azure AI Language サービスでテキストの言語を判定する方法

Azure AI Language サービスを使ってテキストの言語を判定する方法を、リソースのプロビジョニング、API ペイロード、TextAnalyticsClient を使った C# SDK の例とともに解説します。

Azure AI Language サービスは、テキストからの言語判定、感情分析、キーフレーズ抽出、固有表現認識および固有表現リンクなど、一般的なテキスト分析手法のための API を開発者に提供します。

プロビジョニング

Azure AI Language でテキストを分析する最初のステップは、Azure 上で Language service リソースをプロビジョニングすることです。テスト目的では、月あたり 5000 トランザクションの上限がある無料の F0 ティアを使用できます。

ティアの上限に加えて、リクエストの上限も考慮する必要があります。

リソースを作成したら、Keys and Endpoint に移動してエンドポイント URL と認可キー(どちらか一方で動作します)を取得します。後で API を呼び出す際にこれらが必要になります。

言語判定 API

言語判定 API は 1 件以上のテキストドキュメントを受け取り、それぞれについて検出された言語と信頼度スコアを返します。これは任意のテキスト入力を扱う際、テキストの言語が分からず、それが後続の分析や処理に重要な役割を果たす場合に便利です。たとえばチャットボットのシナリオでは、ユーザーの言語に合わせて応対するためにこの情報を活用できます。

各入力ドキュメントは、その text 内容と一意の id(このリクエストの中で一意)で構成されます。さらに、各入力ドキュメントに対して countryHint を指定すると、予測精度を向上させることができます。

サンプルの JSON ペイロードを見てみましょう。

{
  "kind": "LanguageDetection",
  "parameters": {
    "modelVersion": "latest"
  },
  "analysisInput": {
    "documents": [
      {
        "id": "1",
        "text": "Good morning",
        "countryHint": "US"
      },
      {
        "id": "2",
        "text": "Hello, je m'appelle Marius!"
      }
    ]
  }
}

各入力ドキュメントに対して、検出された言語(nameiso6391Name)、信頼度スコア、警告のリスト(あれば)が返されます。

{
  "kind": "LanguageDetectionResults",
  "results": {
    "documents": [
      {
        "detectedLanguage": {
          "confidenceScore": 1,
          "iso6391Name": "en",
          "name": "English"
        },
        "id": "1",
        "warnings": []
      },
      {
        "detectedLanguage": {
          "confidenceScore": 0.98,
          "iso6391Name": "fr",
          "name": "French"
        },
        "id": "2",
        "warnings": []
      }
    ],
    "errors": [],
    "modelVersion": "2022-10-01"
  }
}

入力テキストがサービスで認識できない場合、言語は (Unknown)confidenceScore0 になります。

試してみる

言語判定 API を試すには、新しいコンソールアプリケーションを作成し、Azure.AI.TextAnalytics NuGet パッケージをインストールします。パッケージのインストールが終わったら、まず TextAnalyticsClient のインスタンスを作成します。

using Azure.AI.TextAnalytics;
using Azure;

var aiClient = new TextAnalyticsClient(
    new Uri("https://my-service.cognitiveservices.azure.com/"),
    new AzureKeyCredential("98c1961504db412c9fd36d15984c9d9e"));

エンドポイントと認可キーは、自分のリソースの Keys and Endpoint ページで取得した値に置き換えてください。これでサービスを呼び出す準備ができました。

TextAnalyticsClient には言語を判定するためのメソッドが 2 つ用意されています。

それぞれを順に見ていきましょう。まず、1 つのテキストの言語を判定します。

var response = await aiClient.DetectLanguageAsync("Hello, world!");
var detectedLanguage = response.Value;

DetectLanguageAsyncTask<Response<DetectedLanguage>> を返すため、実際の DetectedLanguage を取得するには、タスクの結果に対して .Value を呼び出す必要があります。レスポンスは次のようになります。

{
  "Name": "English",
  "Iso6391Name": "en",
  "ConfidenceScore": 1,
  "Warnings": []
}

次は、より複雑なシナリオです。先ほどの JSON ペイロードの例と同様に、複数のドキュメントに一意の識別子を関連付けて送信し、そのうち 1 つのドキュメントには CountryHint も指定します。コードは次のようになります。

var inputDocuments = new DetectLanguageInput[]
{
    new("1", "Good morning") { CountryHint = "US" },
    new("2", "Hello, je m'appelle Marius!"),
};

var detectedLanguages = (await aiClient.DetectLanguageBatchAsync(inputDocuments)).Value;

detectedLanguages の型は DetectLanguageResultCollection で、これは実質的には ReadOnlyCollection に追加情報(ドキュメントバッチに関する統計情報やサービスでの処理状況、操作に使用された Language サービスモデルのバージョン)を加えたものです。

[
  {
    "PrimaryLanguage": {
      "Name": "English",
      "Iso6391Name": "en",
      "ConfidenceScore": 1,
      "Warnings": []
    },
    "Id": "1"
  },
  {
    "PrimaryLanguage": {
      "Name": "French",
      "Iso6391Name": "fr",
      "ConfidenceScore": 0.98,
      "Warnings": []
    },
    "Id": "2"
  }
]

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